2017年12月から2018年2月にかけて、松本市アルプス公園、松本城公園、松本神社、穂高川、御宝田遊水池、安曇野市、岡谷市などで出会った鳥達です。
キジ♂2018年2月
Common Pheasant
川の近くの草むらでキジを見つけましたが、直ぐに隠れてしまいました。隠れた辺りでカシラダカが出たので、これを撮った後に移動しようとしたところ、草むらからキジが出て来てくれました。今更ですが、キジが過ぎ去る写真を撮って、耳のように見える冠羽があることに気が付きました。
ベニマシコ♂2018年2月
Long-tailed Rosefinch
ベニマシコが、堤防道路の脇に生えた枯草の中で実を食べていました。夢中というほどではないのですが、5分以上はこの枯草から離れずに食べていました。そのため、枝被りなどが多いものの、沢山写真を撮ることができました。
アオジ♂2018年2月
Black-faced Bunting
このフィールドのアオジは枯草の中で見え隠れしていることが多いのですが、今日は少しの間枝の上に留まっていてくれました。
アメリカヒドリ♂2018年2月
American Wigeon
少し前からアメリカヒドリがいるという情報は知っていたのですが、漸く見つけることができました。ヒドリガモなどの群と一緒に岸に上がり、30m程離れた枯草が残る場所まで歩き、採餌をしていました。
トモエガモ♂2018年2月
Baikal Teal
池のほとりの芦の根元で休んでいたコガモの群れの中に、トモエガモも一緒に休んでいました。暫く観察していると、移動を始めました。
ムクドリ2018年2月
White-cheeked Starling
公園の近くで人馴れしているのか、人や車が通る道路脇で余り逃げずにムクドリの群が採餌をしていました。
ジョウビタキ♂2018年2月
Daurian Redstart
ジョウビタキが草地で採餌をしていました。低木の枝から地上に降り餌を採ったら直ぐに低木に戻るという行動をよく見ていましたので、このジョウビタキが10分程草地のみで採餌をし続け、しかも私に近づいて来たので少し驚きました。
アオジ♂2018年2月
Black-faced Bunting
アオジの群が、枯草の上を行ったり来たりして採餌をしていました。写真の雄は、何かの実を見つけていました。
トラツグミ2018年2月
Scaly Thrush
トラツグミが遊歩道の脇の低木にとまっていましたが、藪に隠れてしまいました。その低木の下にシロハラがいて、採餌をしつつ藪の中から遊歩道に出て来ました。最近は少し人馴れしたのか、私が動かずにいると逃げようとはしませんでした。このシロハラが採餌をしながら遊歩道を横切り反対の藪に入ったので、私は帰るつもりで後ろを見回してから、もう一度シロハラが出た辺りを見てみると、今度はトラツグミがいました。シロハラにつられて出て来てくれたように思いました。
メジロ2018年2月
Japanese White-eye
メジロが樹液を舐めにやって来ました。時々周囲(私も?)や上空を警戒していました。
タシギ(推定)2018年1月
Common Snipe
川縁を歩いた時に突然タシギが飛び出すことが何度かあったので、今日は慎重に歩いてみました。すると、タシギの頭が見えたため、なるべく体を動かさずに観察を続けました。タシギは10分程はその場から離れず、その後向きを変えほんの少し動き、また10分程静止していました。その後1m位移動し、10分程草や石の陰で見えづらくなり、体全体が見えたと思ったら、突然飛び去って行きました。採餌を余りしていなかったので、警戒はしていたのかも知れません。(タシギに非常によく似た鳥として、旅鳥のハリオシギやチュウジシギ、夏鳥のオオジシギがいます。次列風切先端に顕著な白線が確認できれば、タシギと特定できるのですが、今回は確認できませんでした。)
ハシビロガモ♂2018年1月
Northern Shoveler
ハシビロガモの雄を見つけましたが、羽の中に顔を埋めて寝ていたり、起きていても目をつぶることが多く、簡単には撮らせてくれませんでした。写真の頭部の色は黒っぽく見えますが、角度によっては緑色に見えました。
タゲリ2018年1月
Northern Lapwing
川の中州の鳥を探そうとしたところ、1羽のタゲリが近い場所に降り立ちました。長い方の冠羽の先には氷が付いているようで、垂れ下がっていました(今朝の気温は-11℃)。タゲリは鳴きながら歩いて中州の反対側まで行き、採餌は殆どせずに休んでいるようでした。その後、カラスが2羽中州に降り次第にタゲリに近づいて行ったところ、タゲリは飛び去ってしまいました。
イカルチドリ2018年1月
Long-billed Plover
見つけたイカルチドリが遠かったので撮影を諦めようとしたところ、私が立っている川沿いの道路の下まで飛んで来てくれました。
アトリ♂2018年1月
アトリ♀2018年1月
Brambling
昨シーズンはアトリの大群が見られましたが、今シーズンは少数の群しか見ていません。写真のアトリは、遊歩道脇の雪が無い場所で採餌をしていました。雪の積もった場所で見たアトリは、雪から出ていた部分の草の実を食べていましたが、背伸びをして届く範囲は食べ尽くしたのか、小さくジャンプをして採餌をしていました。
イカル2018年1月
Japanese Grosbeak
イカルの群が地上で採餌をしていました。他の場所ではヌルデの実を食べていましたが、近づくと聞こえる程の音をたてていました。
ベニマシコ♀2018年1月
ベニマシコ♂2018年1月
Long-tailed Rosefinch
ベニマシコが遊歩道の下に生えている草の実を食べに来ました。
エナガ2018年1月
Long-tailed Tit
エナガは小さくて動きが速いので、出会った時は、撮影の練習を兼ねてチャレンジしています。
シロハラ2018年1月
Pale Thrush
人通りが途絶えた遊歩道にシロハラが出て来ました。
ミヤマホオジロ♂2018年1月
ミヤマホオジロ♀2018年1月
Yellow-throated Bunting
ミヤマホオジロの群が、遊歩道の上や脇で採餌をしていました。雪が積もり土の上に餌が見つからないせいか、直接草から採ったり、舗装路上に落ちている草の実を食べていました。4枚目の写真の雌は、バランスを取りながら細い茎につかまり、逆さまになったりして採餌をしていました。
バン2018年1月
Common Moorhen
池のほとりの芦の根元ではコガモが休んでいることが多いのですが、その後ろに何かがいました。暫く様子を見ていると、次第に右方向に移動し始め、体が見えるようになりました。ベテランの方にバンだと教えられました。夏ならば、嘴の赤色で分かったと思いますが、冬は退色していることを知りました。
アオジ♂2018年1月
Black-faced Bunting
密集した枯草の中をアオジが出入りしていましたが、こちらに気が付くと、逃げて行ってしまいました。
エナガ2018年1月
Long-tailed Tit
シジュウカラやコゲラの混群の中に、エナガの群も交じっていました。移動するときは、エナガの群れが殆ど先頭を行き、他の群れがそれに付いていくように思います。
ヒレンジャク2018年1月
Japanese Waxwing
100羽前後のヒレンジャクの群がケヤキにとまり、一部がヤドリギの実を啄ばんでいました。
ミヤマホオジロ♀2018年1月
Yellow-throated Bunting
ミヤマホオジロの群が遊歩道の下の斜面で採餌をしていましたが、観察している内に、上に移動してきて、近い距離で採餌をしてくれました。
トモエガモ♂2018年1月
Baikal Teal
少し離れた水面には沢山のカモ類が集まっていましたが、トモエガモが1羽近くに飛んで来てくれました。
ミコアイサ♂2018年1月
ミコアイサ♀2018年1月
Smew
ミコアイサの雌を探していたのですが、白さが目立つ雄の方に目が行ってしまい、なかなか見つけられませんでした。漸く見つけてみると、15秒ほど潜水して移動するため、双眼鏡でざっと探す方法では、見過ごしていたことが分かりました。
コハクチョウ幼鳥2018年1月
Tundra Swan
コハクチョウはこの周辺で100羽ほどに増え、その中には写真のような幼鳥もいました。
オシドリ♂2018年1月
Mandarin Duck
この個体は、かなり近くまで寄って来てくれました。
オカヨシガモ♂2018年1月
オカヨシガモ♀2018年1月
Gadwall
つがいでしょうか、オカヨシガモの雄と雌が一緒にいました。
コガモ♀2017年12月
Teal
池のほとり付近の芦の根元で、雌のコガモが羽繕いをしていました。
ルリビタキ♂2017年12月
Red Flanked Bluetail
遊歩道を歩いていると、目の前の枝の密集している部分から、覚えのあるルリビタキの地鳴きが聞こえてきました。その後ルリビタキが移動し、姿を現したので、写真を撮ることができました。
ツグミ2017年12月
Dusky Thrush
1枚目は、渡来数の少ない亜種のハチジョウツグミ(Naumann's Thrush)です。林の中をツグミの群れが飛び交っていたので、見やすい位置にとまったツグミを撮っていました。
イカルチドリ2017年12月
Long-billed Plover
川の中州を双眼鏡で見ていた時に、イカルチドリが2羽舞い降りてきました。私に近い方の場所で採餌を続けたので、私が動いていなかったためかと思いましたが、散歩中の人が通り過ぎても、この2羽のイカルチドリは少し移動するだけで、逃げようとはしませんでした。
カシラダカ 2017年12月
Rustic Bunting
カシラダカは、今日も川原の草地で採餌をしていました。2枚目は冠羽をたたんだ状態です。この状態で見つけると、初心者の私は「この鳥は何?」と悩んでしまうことがあります。
コガモ♂2017年12月
Teal
コガモの群れは、近づくことのできない池のほとり付近の芦の根元で休んでいることが多いですが、泳ぎだした個体を見つけました。
ハシビロガモ♀2017年12月
Northern Shoveler
コガモの写真を撮ろうとしていたところに、ハシビロガモが泳いで来ました。この写真では分かりにくいですが、嘴の間から歯ブラシの毛のような板歯が見えていました。
ダイサギ2017年12月
Great Egret
ヒト慣れしたカモ類や白鳥につられて、ダイサギの警戒心も少し和らいでいるように見えました。
ホシハジロ♂2017年12月
Common Pochard
ホシハジロの雄は、頭を背中の中に突っ込んで寝ているものが多かったのですが、この個体は近くを泳いでくれました。
イスカ♀2017年12月
イスカ♂2017年12月
Red Crossbill
20羽ほどのイスカの群れが、幾つかの場所を回って採餌をしているようでした。イスカの警戒心は低いと聞いたので、先ほどいた場所の近くでしばらく待っていると、そこに戻って来てくれました。3枚目の雄の嘴には雪が付いているので、雪を食べたか、その下の何かを食べたのかも知れません。また、4枚目の雄は、折れた枝のささくれの中から何かをほじくり出していました。
クサシギ2017年12月
Green Sandpiper
私がクサシギを見つけると、移動し始めたので、逃げてしまうのかと思ったのですが、移動後は写真の場所に留まってくれました。
アオシギ2017年12月
Solitary Snipe
小さな川の中でアオシギが採餌をしていました。
カシラダカ 2017年12月
Rustic Bunting
昨晩は少し雪が降りましたが、カシラダカの群れは雪に埋もれなかった草の実を食べていました。なお、カシラダカが2016年に絶滅危惧種に指定されたことを最近知りました。
ハクセキレイ若鳥2017年12月
White Wagtail
雪の積もった畑の脇を歩きながら、ハクセキレイが採餌をしていました。顔に黄色味が残っているので、若鳥だと思います。
ミコアイサ♂2017年12月
Smew
雄のミコアイサは、通称「パンダガモ」と呼ばれることがあるそうです。
コハクチョウ2017年12月
Tundra Swan
コハクチョウは、未だに飛来数が少ないようです。
カイツブリ2017年12月
Little Grebe
カイツブリは水に潜っても泳ぐスピードが速いため、どこに浮かんでくるか分からず、簡単には撮らせてもらえませんでした。
ホシハジロ♀2017年12月
Common Pochard
このホシハジロは、池の中で暫く動かずにいれくれました。
イソシギ2017年12月
Common Sandpiper
このイソシギは、以前見たタヒバリのように対岸に私がいても気にせず、採餌をしながら歩き回っていました。セグロセキレイがちょっかいを出してきましたが、避けるだけで逃げはしませんでした。
コサギ2017年12月
Little Egret
水路の中にコサギがいました。今朝の気温は氷点下でしたが、コサギの嘴には霜が付いているように見えました。
クイナ2017年12月
Water Rail
水辺のヨシなどの根元を出入りしながら、クイナが移動していました。
セグロセキレイ♂2017年12月
Japanese Wagtail
カワセミがこの杭にとまるのを遠くから見たので、近づいてみたところ、このセグロセキレイが追い払ってしまったようです。
タヒバリ2017年12月
Buff-bellied Pipit
川の反対岸に私がいても気にする様子もなく、タヒバリが採餌をしながら歩き回っていました。時々他のセキレイ類に追い払われるのですが、いつの間にか同じ場所に戻っていました。
オオバン2017年12月
Eurasian Coot
警戒心が薄まってきたのか、オオバンも岸に上がってしきりに採餌をしていました。
マガモ♀2017年12月
Mallard
マガモの雌は地味な色をしています。
キンクロハジロ♀2017年12月
Tufted Duck
雌のキンクロハジロは、雄と比べると全体が黒っぽいです。
ヒドリガモ♀2017年12月
Eurasian Wigeon
この雌のヒドリガモは、瞼を閉じたり開いたりして眠そうでした。
オナガガモ♂2017年12月
オナガガモ♀2017年12月
Northern Pintail
餌を貰えると思って近くに寄って来てくれたのは、オナガガモです。ヒドリガモも同様で、1羽だけの写真を撮るのが難しくなるほど、沢山のカモ達が寄って来ました。泳いでいる個体も沢山いました。