野鳥 − 2016/2017冬

2016年12月から2017年2月にかけて、松本市アルプス公園、松本城公園、塩嶺御野立公園、安曇野市穂高、国営アルプスあづみの公園、塩尻市などで出会った鳥達です。

 

野鳥 − 2016/2017冬

ウソ♂2017年2月

Eurasian Bullfinch

ウソの声が聞こえたので、未舗装の遊歩道に入って探しました。ウソは木の枝にとまっていたのではなく、道の上で3羽が採餌をしていました。暫くは採餌を続けていましたが、少し離れた場所を人が通ったため、アトリの群れが一斉に飛び立ち、ウソの群れはその羽音に驚き、林の中に隠れてしまいました。

 

 

野鳥 − 2016/2017冬

ホオジロ♀2017年2月

Meadow Bunting

2週間ほど前に見かけた場所で、またホオジロの番を見つけました。初めは生垣の下に隠れていたのですが、そのうち草地に出て採餌を始め、雌はこちらに近寄ってきてくれました。

 

 

野鳥 − 2016/2017冬

アカゲラ♀2017年2月

Great Spotted Woodpecker

アカゲラの雌が、林の奥の高木にとまっていました。今までは、カメラを構える前にアカゲラに気付かれ逃げられてしまうことが多かったのですが、今回はこちらから見える範囲で場所を移動しながらしばらく木を突いていました。

 

 

野鳥 − 2016/2017冬

 

野鳥 − 2016/2017冬

イカル2017年2月

Japanese Grosbeak

今日も、ヌルデの実を食べに来ている鳥を探しました。最初ツグミがいましたが、私が近づいたためか、ゆっくり見る間もなく逃げていきました。そして、入れ替わるように来たのが、1枚目のイカルです。しかし、ジョギングをしている人がそばを通り、逃げていってしまいました。公園なので、仕方がありません。その後、2羽のルリビタキが少しの間採餌をし、その次に、またイカル(2枚目)がやってきてくれました。今度はゆっくり観察できました。同じ個体だとすると、相当長い間ヌルデの実を食べていたことになります。他の鳥は沢山食べないので、余り美味しくないのではないかと思うのですが、このイカルは余程空腹だったのかも知れません。

 

 

野鳥 − 2016/2017冬

ツグミ2017年2月

Dusky Thrush

今朝まで雪が降り、地面には薄く積もっていました。ヌルデの実を食べに来ている鳥がいないかと探したところ、ツグミが採餌をしていました。

 

 

野鳥 − 2016/2017冬

モズ♀2017年2月

Bull-headed Shrike

一つ上のツグミの写真を撮っていたところ、突然モズがやって来て、ツグミは逃げていってしまいました。モズ(全長20cm)が一回り大きいツグミ(全長24cm)を追い払ったこともさる事ながら、昆虫、爬虫類、鳥類を捕食すると言われているため肉食系と思っていたモズがヌルデの実を食べたことは、初心者の私には驚きでした。

 

 

野鳥 − 2016/2017冬

ジョウビタキ♀2017年2月

Daurian Redstart

雌のジョウビタキを最近撮った場所の付近で、また雌のジョウビタキに会いました。同じ個体だと思いますが、今回はお立ち台で色々なポーズを取ってくれました。写真はその一つです。

 

 

野鳥 − 2016/2017冬

シジュウカラ♂ 2017年2月

Japanese Tit

昨晩は雪が降り、今朝はほとんどの地面に雪が積もっていました。直ぐ近くにシジュウカラが飛んできて、ヌルデの木に付いていた虫こぶの残骸の中に嘴を突っ込み、頻りに採餌をしているようでした。

 

 

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ハシボソガラス2017年2月

Carrion Crow

ハシボソガラスが、公園の入口に近い高木の枝にとまっていました。

 

 

野鳥 − 2016/2017冬

シロハラ2017年2月

Pale Thrush

遊歩道脇の木の枝の中にシロハラが隠れていましたが、こちらが動かないでいると、下に降り、直ぐ近くで採餌を始めました。付近にはトラツグミやツグミもおり、これらは1月に見た時よりも人に慣れ、人が近づいても遠くまでは逃げなくなったように思います。

 

 

野鳥 − 2016/2017冬

ホオジロ♀2017年2月

Meadow Bunting

日当たりの良い広場の端に低木の生垣があり、その上でホオジロの雄と雌が1羽ずつ休んでいました。まるで、日向ぼっこをしているように見えました。私の隠れる場所が無いため、あまり近づかずにしばらく様子を見ていると、生垣の下の草地に降りて採餌を始めました。写真は雌のものです。

 

 

野鳥 − 2016/2017冬

ジョウビタキ♀2017年2月

Daurian Redstart

探鳥会で他の方達は遠くに雄のルリビタキを見つけ、双眼鏡で観察していたのですが、私は見つけられず、近くにいたジョウビタキの写真を撮っていました。

 

 

野鳥 − 2016/2017冬

 

野鳥 − 2016/2017冬

ミヤマホオジロ♂2017年2月

Yellow-throated Bunting

昨日から降雪があり、半分ほど雪に埋まった草地の上にミヤマホオジロの群れがいました。私が近づこうとしたところ、私から見えない位置から他の鳥の群れが飛び立ちました。ミヤマホオジロもそれにつられて飛び立ったり、藪に隠れてしまったりしたのですが、歩みを止めてじっとしていると、1羽のミヤマホオジロが目の前の低木に降りてきてくれて、少しの間様子をを見ていました。

 

 

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ツグミ2017年1月

Dusky Thrush

林の脇の草地にツグミがいました。私は気付かずにかなり近づいていたのですが、ツグミの方はまったく隠れる様子もなく、採餌をしていました。そのため何枚か写真を撮ることができ、この1枚から、草地に落ちた木の実を見つけていたことが分かりました。

 

 

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ミヤマホオジロ♂2017年1月

Yellow-throated Bunting

比較的明るい草地の中で、ミヤマホオジロの群れが動き回って採餌をしていました。採餌に夢中のため草地の中がほとんどですが、1羽の雄が低木の枝に飛び上がり、全身を撮ることができました。

 

 

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野鳥 − 2016/2017冬

トラツグミ2017年1月

Scaly Thrush

遊歩道の下の斜面でトラツグミが盛んに採餌をしていました。一か所に留まることはなく、あちこち歩き回っていました。トラツグミは足を震わせて虫などを追い出しているそうですが、私には体を揺らしながら採餌をしているように見えました。

 

 

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ツグミ2017年1月

Dusky Thrush

ほぼ目線の高さの枝ににツグミがとまっていました。歩いて行く方向に逃げ続けるので、困りました。

 

 

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ホオジロ♂2017年1月

Meadow Bunting

ホオジロが、積もった雪と雪が解けた草地の間に潜り込み採餌をしていました。

 

 

野鳥 − 2016/2017冬

トラツグミ2017年1月

Scaly Thrush

木立の上からトラツグミが下草の上に降り立ちました。私が丁度後ろの位置にいたからだと思います。トラツグミは左右をうかがい私に気が付いたようで、暫く動かずにいましたが、安心できないのか、少しずつ離れていき、それから飛び立っていきました。

 

 

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ミヤマホオジロ♂2017年1月

Yellow-throated Bunting

朝まで雪が降っていましたが、昼前には止み、日差しが射してきました。一部雪が解けた草地の中にミヤマホオジロが見え隠れし、何かを食べているようでした。その後、写真のように、背の低い杭に上がってきました。しかし、私に気が付いたようで、直ぐに逃げて行ってしまいました。

 

 

野鳥 − 2016/2017冬

メジロ2017年1月

Japanese White-eye

太い枝の股部分に1羽のメジロが長い間留まっていました。樹液か枝に伝わる雪解け水を飲んでいるように見えましたが、よく分かりませんでした。

 

 

野鳥 − 2016/2017冬

 

野鳥 − 2016/2017冬

シロハラ2017年1月

Pale Thrush

遊歩道の脇の木立の中にシロハラがいました。警戒心が強いため、直ぐに飛び去ってしまった・・・と思っていたら、近くの木陰に移っただけでした。よく見ると、雪を食べていました。早朝は冷え込みましたが、晴れて気温が上がってきたためなのでしょうか。

 

 

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ベニマシコ♂2017年1月

Long-tailed Rosefinch

ベニマシコが枯草から扱き取った実を夢中で食べていました。写真ではバランスがとれていますが、とまっている枯草が自分の体重で曲がってしまい、妙な態勢になっても食べ続けていました。

 

 

野鳥 − 2016/2017冬

ルリビタキ♂2017年1月

Red Flanked Bluetail

ルリビタキの雄の体上面は、初めから青いわけではなく、若鳥は雌と同じようなオリーブ色です。青くなるには3〜4年はかかるそうです。青い成鳥をよく見かける場所があるのですが、この期間に経験を積んで用心深くなっているためか、枝の奥にとまったり、真後ろの逆光の位置だったりでした。今回、ようやく体全体が見える場所にとまってくれました。

 

 

野鳥 − 2016/2017冬

ルリビタキ♂2017年1月

Red Flanked Bluetail

ヌルデと思われる木の実を、ルリビタキが啄ばんでいました。それほど美味しくないのか、あるいは警戒しているためか、数粒食べただけで移動していってしまいました。

 

 

野鳥 − 2016/2017冬

 

野鳥 − 2016/2017冬

メジロ2016年12月

Japanese White-eye

少し離れた場所に1羽のメジロを見つけたのですが、近づけば直ぐに逃げると思い、余り期待せずに近づきました。すると、細い枝が密集している中で数羽のメジロがイボタノキと思われる木の実を夢中で食べていることが分かりました。それぞれのメジロも枝の中からこちらが見にくい様で、私が見えた個体から逃げていき、1羽だけが残りました。しかし、そのままでは写真が撮れないため、身動きせずに待っていたところ、逃げた数羽が戻り、何とか撮ることができました。

 

 

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アトリ♂2016年12月

Brambling

林の中の野鳥を探しながら遊歩道を歩いていて、ふと足元を見ると3mほど先にアトリが1羽いました。私がそちらに向かっていたので、何故歩道上から逃げなかったか不思議に思いました。他のアトリが数羽その先におり、皆採餌に夢中になっていたのかも知れません。

 

 

野鳥 − 2016/2017冬

ベニマシコ2016年12月

Long-tailed Rosefinch

ベニマシコはオオマシコと比べて警戒心が強いと思っていましたが、この群れは道路脇の斜面に生えた草木の実を食べながら、私のいる方に移動してきて、3mほどまで近づいてきてくれました。

 

 

野鳥 − 2016/2017冬

シジュウカラ♂ 2016年12月

Japanese Tit

頭上の木の枝にいたシジュウカラが、ハゼノキと思われる木の実を両足で押さえ付けながら食べていました。

 

 

野鳥 − 2016/2017冬

カシラダカ 2016年12月

Rustic Bunting

広い草地の斜面の下の方に、カシラダカの群れがいました。草むらの中で、しきりに採餌をしていました。

 

 

野鳥 − 2016/2017冬

カワラヒワ♂2016年12月

Oriental Greenfinch

遊歩道を歩いていると、数羽のカワラヒワが地面から飛び立ち、1羽は目の前の枝にとまりました。丁度私も枝の間に隠れる位置だったためか、この1羽はしばらく同じ枝に留まっていてくれました。

 

 

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オオマシコ♂2016年12月

Pallas's Rosefinch

下の写真の雌と一緒にいた雄のオオマシコです。こちらも採餌を始めると、私を含め3人いたカメラマンをあまり気にしていない様子でした。さらに、写真の状態でしばらく動かず、まるで直ぐ近くでポーズを取ってくれているようでした。3人は静かに写真を撮ってはいましたが、それにしてもオオマシコの警戒心の低さには驚き、嬉しいひと時でした。

 

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オオマシコ♀2016年12月

Pallas's Rosefinch

道路脇の日陰の斜面の草むらにオオマシコが見え隠れしていました。雄と一緒に草むらの中で食事を採っているようで、ほとんど出てこなかったのですが、車が通り過ぎても逃げなかったため、出てくるまで粘ってみました。かなり時間はかかりましたが、やっと道路に降りてくると、今度はあまり人を気にせず、餌を採りながら足元から1mほどまで近づいてくれました。

 

 

野鳥 − 2016/2017冬

カワセミ♂2016年12月

Common Kingfisher

水辺を覗くと左手向こうにカワセミがいましたが、すぐに正面の場所に移動し、狩りを始めました。しばらく水面をじっと見つめていたかと思うと、突然飛び降り、水中に突っ込んで小魚を獲り同じ場所に戻るという行動を何度か行っていました。その内、戻る位置が変わっていき、右手近くの枝に移ってきたところを撮りました。

 

 

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ベニマシコ♂2016年12月

Long-tailed Rosefinch

低木の茂みの下からトラツグミが見え隠れしていたため、よく見える草地に出てこないか待っていたところ、突然近くの笹薮からベニマシコの群れが出てきました。丁度カメラの電池が切れたところで、交換をしている間に笹薮に消えたように思われました。しかし、まだ笹薮の端にいる気配がしたため粘っていると、1羽の雄が出てきて霜柱を食べているように見えました。

 

 

野鳥 − 2016/2017冬

ルリビタキ♀2016年12月

Red Flanked Bluetail

遊歩道を歩いていてルリビタキを見つけたのですが、直後に車が通ったため、少し離れた場所に移動してしまいました。続いて散歩中の人達が通りかかったため、また何処かに行ってしまうと思い、移った場所から目を離さずにいたのですが、ルリビタキは身動きせずに静かにしていました。細い枝が四方八方から囲んでいる木陰のため、ルリビタキが動かず声を出さなければ、まず見つけられないと思いました。写真は、一旦この場を通り過ぎた後引き返したときに、明るい場所にとまっていたのを撮ったものです。気温が2〜3℃だったためか、ルリビタキは丸くなっていました。

 

 

野鳥 − 2016/2017冬

ベニマシコ♂2016年12月

Long-tailed Rosefinch

先ほど見た雌のベニマシコを含む群れは、一旦藪の中に消えましたが、しばらくすると草むらの方に出てくてくれました。少しずつ移動しながら、写真の雄が見やすい位置にとまってくれました。

 

 

野鳥 − 2016/2017冬

ベニマシコ♀2016年12月

Long-tailed Rosefinch

遠くの藪からホオジロが道端に出入りしていたので接近しようとしたところ、ベニマシコの群れが近くの木立の中に回り込んできました。こちらがじっとしていると、警戒心が余り強くないのか、かなり近くまで寄ってきてくれました。

 

 

野鳥 − 2016/2017冬

ジョウビタキ♀2016年12月

Daurian Redstart

橋に向かう遊歩道を下っていると、川原から上がってくる斜面に立つ木の枝にジョウビタキがとまっているのが見えました。枝には沢山実が生っていましたが、全く食べず、しばらく羽を休めているようでした。

 

 

野鳥 − 2016/2017冬

カシラダカ2016年12月

Rustic Bunting

野鳥を探しながら川沿いの道に出たところで、川端に生えたススキの茂みの中からスズメの群れが飛び立ちました。まだ残っていそうなので待っていると、しばらくして残りのスズメが飛び立ちました。その後、小さな地鳴きが聞こえてきたので、さらに様子を見ていたら、カシラダカが出てきてくれました。

 

 

野鳥 − 2016/2017冬

シメ2016年12月

Hawfinch

遊歩道の坂道を登っていると、不意にシメが目の前の木の枝にとまりました。反対側からもカメラマンが歩いてきていたためでした。前後から人が近づいていたので、ほどなくシメは飛び去ってしまいました。

 

 

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