2018年6月から8月にかけて、安曇野ちひろ公園、穂高川、光城山、美ヶ原、高ボッチ、乗鞍岳、大町市、御宝田遊水池、安曇野市、松本市などで出会った鳥達です。
イカルチドリ幼鳥2018年8月
Long-billed Plover
水田の間を通る道路の脇に、イカルチドリの幼鳥がいました。成鳥と比べると前頭の色が薄いです。しゃっくりのような動作をしながら、暫く道路に沿って採餌を続けていました。
サシバ幼鳥2018年8月
Grey-faced Buzzard
車の中からイカルチドリを撮っていたら、直ぐ近くにサシバの幼鳥が降りてきました。その時イカルチドリは水田に移動しており、サシバは別の何かを狙ったようです。しかし、付近にいたカラスの群に攻撃を受け、退散していきました。
クサシギ2018年8月
Green Sandpiper
クサシギは旅鳥または冬鳥に分類されますが、通過または飛来するのは今頃のようです。写真の個体は、中州にいて余り動き回らず、時々羽繕いをしていました。
キジバト2018年8月
Oriental Turtle Dove
何も植えられていない畑で、キジバトが採餌をしていました。肉眼では分かりませんでしたが、キジバトは小さな種を見つけていました。
アオゲラ♂2018年8月
Japanese Green Woodpecker
早朝の山の中で涼みながら鳥を探していたところ、目の前の松の幹にアオゲラが来てくれました。
アオバト♂2018年8月
アオバト♀2018年8月
White-bellied Green Pigeon
飛んでいる30〜40羽のアオバトの群れを見つけることができました。たまに猛禽類が襲ってくるためか、休む時は殆どの個体は枝の奥に隠れていました。そのため、樹上にとまる個体を待って撮影しました。
カワウ2018年7月
Great Cormorant
泳いでいたカワウが、私に気が付いたためか、川から飛び上がりました。
ヒヨドリ2018年7月
Brown-eared Bulbul
川沿いの道を歩いていると、不意にヒヨドリが目の前の枝にとまりました。もう一羽が後から飛んで来たので、これを待っていたようです。
トキ♀2018年7月
Crested Ibis
5月に塩尻市に、7月になって安曇野市に、佐渡市で放鳥されたトキが飛来したとの信濃毎日新聞の報道がありました。同じ個体が近隣に来ているので、出会いたいと思っていたところ、意外にも自宅近くで見つけることができました。アオサギも傍にいましたが、こちらは殆ど動かないのに対し、トキは四六時中餌を探していました。稲が伸びてきたので、その中に入り込むと一時的に見えなくなりますが、1時間ほどは同じ水田にいてくれました。
カヤクグリ2018年7月
Japanese Accentor
ハイマツの上でカヤクグリが囀っていました。
イワヒバリ2018年7月
Alpine Accentor
こちらがじっとしていると、イワヒバリは余り警戒せずに近づいて来てくれることを知りました。しかし、地上を素早く移動するので、ズームを戻すのが間に合わない場合が多くありました。大砲レンズのベテランの方も、近すぎると嘆いていました。
オオバン2018年7月
Eurasian Coot
オオバンが、池を移動しながら雛に餌を与えていました。最初に見た時は、雛は4羽でしたが、次の日には3羽に減っていました。オオバンの雛がこのような容姿だと最近知りましたが、もっと地味な方が良いのではと思うのは、私だけでしょうか。
マガモ2018年7月
Mallard
マガモも雛を連れ池を泳いでいました。
カイツブリ2018年7月
Little Grebe
池には夏羽となり頬の赤くなったカイツブリもいました。
イワツバメ2018年6月
Asian House Martin
撮影中はファインダーに収めるのに精一杯で気が付きませんでしたが、この個体はこちらをしっかり見ていました。イワツバメは、ツバメと比べると腰が白いです。
ホオアカ2018年6月
Chestnut-eared Bunting
また高原に行き、今度はホオアカを近くで見ることができました。遊歩道の脇で囀っていました。
ノビタキ♂2018年6月
Common Stonechat
私がノビタキと出会うときは、何か獲物を咥えていることが多いです。今回も小さな昆虫を咥えていました。
コウノトリ♀2018年6月
Oriental Stork
福井県で生まれ人工飼育された、2歳のコウノトリの「さきちゃん」です。5月の末に飛来し、信濃毎日新聞の記事になりました。ひと月近く、この辺りに滞在していることになります。写真では見にくいですが、GPS発信機のアンテナが背中から出ています。じっとしている時間が長く、その後思い出したように採餌をしていました。また、一瞬ですが、羽ばたいたり、嘴を上げる様子を見ることができました。コウノトリは成長すると鳴管が機能しなくなり、鳴かないそうです。その代わりに、上下の嘴を打ち鳴らすクラッタリングを行うそうです。直ぐ後ろの柵にカラスが10羽程移動して来たところでしたので、威嚇したのかも知れません。(非常に残念なことに、6月29日の信濃毎日新聞で、28日に「さきちゃん」が両足の骨を折り死んでいるのが見つかったとの報道がありました。)
ツバメ2018年6月
Barn Swallow
川の中州に立つ木の枝が丁度水平になっていて、そこにツバメの幼鳥が並んでいました。親を待っているのだと思い、暫く見ていると、予想通り親が餌を与えにやって来ました。
ホオジロ♀2018年6月
Meadow Bunting
ホオアカを探しに高原に行ったのですが遠いものばかりで、代わりにホオジロが近くに舞い降り、足元まで来てくれました。巣材を集めていたようです。
アオサギ2018年6月
Grey Heron
飛翔シーンも撮影したくなり、練習がてらアオサギを撮ってみました。
ニュウナイスズメ♂2018年6月
Russet Sparrow
橋に沿って張られている電線類の一本に、ニュウナイスズメが長い間とまり囀っていました。
アマサギ2018年6月
Cattle Egret
先月に見たアマサギと同じなのか、隠れているつもりのようで、活発に動いてはいませんでした。
コムクドリ♂2018年6月
Chestnut-cheeked Starling
神社の裏の木に、コムクドリの群がいました。殆どの個体は葉陰に潜っていたので、天辺にとまった雄しか撮れませんでした。クワと思われる木の実を咥えていました。