2023年3月から5月にかけて、松本市アルプス公園、御宝田遊水池、烏川渓谷緑地、諏訪湖、梓川ふるさと公園、伊那市、松本市、安曇野市などで出会った鳥達です。
アマサギ2023年5月
Cattle Egret
近所の田圃の横を通ると、4羽のアマサギの群がいました。トラクターが作業をしていましたが、1羽は逃げずに並んで歩いていました。写真を見ると、水生昆虫のような獲物を捕った個体もいました。
ツバメ2023年5月
Barn Swallow
麦畑の上を飛ぶツバメを撮りました。シャッターを押し続けていたら、虫を追いかけている場面も撮れました。青紫色のヤグルマギクなどが混ざった麦畑もありました。きれいな色ですが、農家の方にとっては麦の減収になる厄介な雑草のようです。
ムクドリ2023年5月
White-cheeked Starling
ムクドリが虫を咥えたまま、林の中に飛び込んで行きました。子育て中と思われます。
クロツグミ♀2023年5月
Japanese Thrush
番と思われる2羽のクロツグミが地上で採餌をしていました。雄は直ぐ草の中に見えなくなりましたが、雌は暫く観察できました。
サンショウクイ♀2023年5月
Ashy Minivet
サンショウクイが巣材集めのために蜘蛛の糸を巻き取っていました。
キセキレイ幼鳥2023年5月
Grey Wagtail
キセキレイが草むらの中で鳴き続けていたので探してみると、巣立ったばかりに見える幼鳥でした。
アカハラ♀2023年5月
Brown-headed Thrush
フィールドに入った直後、アカハラが草地から枝に飛び上がって来ました。しかし、ほんの少しの間とまっただけで、こちらに気づき飛び去ってしまいました。なお、白い眉斑がありますが、マミチャジナイほど明瞭ではないため、アカハラの雌と考えました。
コムクドリ♂2023年5月
Chestnut-cheeked Starling
コムクドリ♂とアカゲラ♂2023年5月
アカゲラ♂2023年5月
Great Spotted Woodpecker
林の中から騒がしい鳥の声が聞こえていましたが、私が見ることができる位置に来た時には、ムクドリが枯木の天辺にとまり、辺りを警戒し見回していました。そしてムクドリが何かを威嚇したかと思ったら、私からは見えない林の下方からアカゲラが飛び上がって来て、ムクドリは逃げて行きました。その後は、アカゲラが周りを見回し続けていました。
ムクドリは自分では巣穴を掘らない樹洞営巣性で、キツツキ類の古巣を利用するようです。そして、渡来時の雄はできるだけ多くの営巣場所を確保しようとする傾向があるそうです。今回は、アカゲラの使用中の巣穴を狙ってしまったのかも知れませんね。
センダイムシクイ2023年5月
Eastern Crowned Warbler
藪の中に飛び込んだセンダイムシクイが、その後姿を現してくれました。獲物を探して忙しなく動き回っていました。
コサメビタキ2023年5月
Asian Brown Flycatcher
森の木々の間をコサメビタキが動き回っていました。2羽で行動していたので、巣作りの準備をしていたのかも知れません。
クロツグミ♀2023年5月
Japanese Thrush
同じ個体だと思いますが、何度か雌のクロツグミに会えました。全身がほぼ見えた時もありますが、巣作り中のようで、顔が巣材でよく見えませんでした。
コマドリ♂2023年4月
Japanese Robin
囀りが聞こえるので暫くコマドリの出を待っていましたが、近くなったかと思うと遠ざかり一向に姿が見えないため、私は少し離れた場所に移動し探していました。ところが、その後になってから他の方達がいる移動前の場所に現れたので、慌てて戻り参加させてもらいました。
キビタキ♂2023年4月
Narcissus Flycatcher
高い枝の中で3羽のキビタキがバトルをしていました。そのうちの1羽が低木に逃げて来たので、撮ることができました。低い位置でも囀っていました。
キビタキ♂2023年4月
Narcissus Flycatcher
林道脇に停めた車に戻る途中で、キビタキに会えました。こちらがそれ以上近づかず見ていると、暫く周りの低い位置にいてくれました。翌日同じ場所に車を停め食事をしていると、車の前にキビタキが出ました。背中の黄色部分が似ていたので、同じ個体ではないかと思います。
オオルリ♂2023年4月
Blue-and-white Flycatcher
オオルリが1羽低木にとまっていました。撮ろうとすると移動しましたが、また低木にとまり、暫く観察することができました。
ツグミ2023年4月
Dusky Thrush
4月も残り少なくなってきましたが、まだツグミ達と出会うことができました。
センダイムシクイ2023年4月
Eastern Crowned Warbler
センダイムシクイの囀りが聞こえるようになりました。囀りを頼りに探していると、囀っていない個体が近くにいました。頭央線が見えたのでセンダイムシクイと考えました。
ルリビタキ♂2023年4月
Red-flanked Bluetail
登山口近くまで行くと、5〜6羽のルリビタキの集団が林や薮の近くで動き回り、採餌をしていました。
オオルリ♂2023年4月
Blue-and-white Flycatcher
ルリビタキの集団がいた時に、ここにオオルリが来れば冬鳥と夏鳥のツーショットが撮れるかな、などと考えていたら、本当にやって来ました。しかし、さすがにツーショットは無理でした。
コチドリ2023年4月
Little Ringed Plover
池の周りを歩いていると、コチドリが水際にいました。それ以上近づかずに撮影しようとしましたが、コチドリは飛び去ってしまいました。
ホオアカ2023年4月
Chestnut-eared Bunting
この時期は、ホオアカなどがこのフィールドを通過するようです。
アトリ2023年4月
Brambling
コムクドリとは別の木の中にアトリがいました。こちらも動き回っていました。
コムクドリ♂2023年4月
Chestnut-cheeked Starling
コムクドリが高木の中で採餌をしていました。動き回っていたので、花序や若葉ではなく、虫などを食べていたのではないかと思います。
オオジュリン2023年4月
Common Reed Bunting
オオジュリンがヨシ原の中を移動しながら餌を探していました。
ミソサザイ2023年4月
Winter Wren
あちこちの谷川の周辺で、ミソサザイが囀るようになりました。
ヒレンジャク2023年4月
Japanese Waxwing
森の中の高い位置にヒレンジャクの群がいました。肉眼では若葉を食べているように見えましたが、写真を見ると花序らしきものを食べていました。
アオジ2023年4月
Black-faced Bunting
小川沿いのヨシにアオジが飛んで来てとまりました。暫く移動せずにいてくれました。
オオタカ2023年4月
Northern Goshawk
ダムの下からオオタカが飛んできました。居合わせたハクセキレイ達がスクランブルしたので、そのまま飛び去っていきました。
ヒヨドリの群2023年4月
Brown-eared Bulbul
ヒヨドリの大群が山裾を移動していました。一気に飛んで行くのではなく、少し飛んでは大きな木に集まるといった移動でした。オオタカが近くにいたせいかも知れません。
カケス2023年3月
Eurasian Jay
暗い森の下からカケスが枝に飛び上がって来ました。私のいる場所がもっと暗かったせいか、逃げずに此方をよく見ようとしていたようです。
カケス2023年3月
Eurasian Jay
カケスが苔の中の餌を探していました。
ジョウビタキ♀2023年3月
Daurian Redstart
地上の餌を見つけたのか、ジョウビタキが一瞬枝から降りました。
ヒガラ2023年3月
Coal Tit
ヒガラの群が蕾の付いた桜の木にやって来ました。撮ってみると、花を食べているように見えましたが、虫などを捕る作業の中で、勢い余って花を咥えただけなのでしょうか。
キバシリ2023年3月
Eurasian Treecreeper
森の中で鳥を探していると、目の前の幹にキバシリが取付きました。小枝の無い部分だったので、採餌をしながら上へ移動する様子を暫く眺めることができました。
コガラ2023年3月
Willow Tit
数十羽のコガラとヒガラの群に会いました。採餌をしながらせわしなく動き回るので、芽を食べているのか、それに付いた虫を食べているのか分かりませんでした。このフィールドで、これほどの数の群を見たことがないので、移動中の集団だろうと思います。
ヒガラ2023年3月
Coal Tit
キクイタダキ2023年3月
Goldcrest
コガラやヒガラが沢山いたので、キクイタダキも一緒に行動しているのではと思っていたら、少しの間杉の木の枝葉の中から出てくれました。
ヒレンジャク2023年3月
Japanese Waxwing
少し前から各所のレンジャク情報を聞いていたのですが、2月中は会えませんでした。3月になり、よく行くフィールドやたまたま行った場所で群に会えました。今シーズンはレンジャクが多かったようです。群の中にはキレンジャクもいましたが、殆どはヒレンジャクでした。
ジョウビタキ♂2023年3月
Daurian Redstart
ヒレンジャクを待つ間に、ジョウビタキも水辺にやって来ました。
カワアイサ♂2023年3月
Common Merganser
カワアイサが浅い岸辺で休んでいました。
シジュウカラ♂2023年3月
Japanese Tit
雪が残る遊歩道を歩いていると、1羽のシジュウカラが鳴きながら私の周囲を行き来するようになりました。巣が近いため威嚇していたのでしょうか。かなり離れても追いかけて来ていました。