2021年3月から5月にかけて、松本市アルプス公園、御宝田遊水池、烏川渓谷緑地、穂高川、信州スカイパーク、霧ヶ峰、梓川、山形村、松川村、池田町、大町市、白馬村、茅野市、長野市、安曇野市などで出会った鳥達です。
オオムシクイ2021年5月
Kamchatka Leaf Warbler
高い木の上で囀っていたので諦めていたのですが、私が引き返して来た時に、道路を横切り低い枝葉の中に降りたのが見えました。待っていると見える場所に出たので、何とか撮ることができました。囀りからオオムシクイと考えました。
ノビタキ♂2021年5月
Common Stonechat
5月だからなのか、ノビタキは思ったほど多くはいませんでした。それでも、飛んでいる個体を撮ってみたところ、獲物を運んでいたので子育て中のようです。
コチドリ2021年5月
Little Ringed Plover
私が気付かずに近づいたため、コチドリが飛びました。移動した先で、もう1羽と争いになり、両者がヨシの裏に入ったので、少し近づいてみました。すると、それぞれ見える場所に出て来た後、岸辺に沿って私の方に戻って来てくれました。しかし、かなり近くに来た時に逆方向から3羽目が現れ、それぞれ距離がありましたが暫く三すくみのような状態になり、その後皆飛び去ってしまいました。
アマサギ2021年5月
Cattle Egret
久しぶりにアマサギを見ました。
ビンズイ2021年5月
Olive-backed Pipit
林道から谷側を覗いていると、下からビンズイが上がって来ました。同じ枝にしばらくとまっていたので撮影していると、近くの枝に別個体がやって来ました。その後同じ枝に2羽が並んだので、仲が良いのかと思ったら、互いに威嚇し飛び去ってしまいました。
トビ2021年5月
Black Kite
畦の上に座り込んでいるトビがいました。見慣れた猛禽ですが、真正面の顔を長い間こちらに向ける状況は、これまで無かったように思います。
シジュウカラ♂2021年5月
Japanese Tit
車が殆ど通らない道路を歩いていると、シジュウカラが現れました。NHKの番組「ダーウィンが来た」の鳥語講座で視聴したとおり、「ピーツピ・ヂヂヂヂ(警戒しろ、集まれ)」と言っていました。
ノジコ♂2021年5月
Yellow Bunting
草地の中に小鳥が飛び込んだので、出て来るのを待ってみると、ノジコでした。雄も雌も白いアイリングがあるそうですが、目先が黒いので雄のようです。
オオルリ♀2021年5月
Blue-and-white Flycatcher
林道から谷側を覗いていると、枝葉の中から雌のオオルリが出て来て、少しの間近くの枝にとまっていました。キビタキとオオルリの雌はいつも区別に迷うのですが、今回は全体が茶褐色で、嘴の先端が鉤状であるため、オオルリと考えました。
キビタキ♂2021年5月
Narcissus Flycatcher
公園に入ると直ぐにキビタキが見つかりました。飛び回っていましたが、私の近くに暫くとまってくれる時がありました。
ヤブサメ2021年5月
Asian Stubtail
ウグイスの声を頼りに藪の中を探していたら、ウグイスは見つからず、何故かヤブサメを見つけることができました。
ハギマシコ2021年5月
Asian Rosy Finch
山道で車を走らせていたら、道路脇から鳥が飛び上がりました。山肌をコンクリートで固めた場所でしたが、そこにハギマシコがしがみ付いていました。1枚目の写真は舗装路のようにも見えますが、コンクリートの壁です。ハギマシコは、車は通り過ぎて行くものと学習しているのか、車が移動した後は道端に降り採餌をしていました。
センダイムシクイ2021年5月
Eastern Crowned Warbler
ムシクイ類は殆ど声はすれども姿が見えず状態になってきましたが、何とかセンダイムシクイが撮れました。
コサメビタキ2021年5月
Asian Brown Flycatcher
3羽のコサメビタキが、長い間追いかけっこをしていました。縄張り争いをしていたようです。一時見える位置で休息した個体がいましたが、殆ど枝葉の中でにらみ合うか、飛び回っていました。
オオルリ♂2021年5月
Blue-and-white Flycatcher
少し離れた場所にいた知合いから、私の後方にオオルリが移動していったと教えてもらいました。直ぐ探してみると、短時間ですが低い位置で囀りをしていました。また、別の日には、道路脇の枝の上でオオルリを見付けることができました。
キビタキ♂2021年5月
Narcissus Flycatcher
藪の中で2羽の雄のキビタキが追いかけっこをしていました。成鳥と若鳥が縄張り争いをしていたようです。片方を何とか撮ることができました。
カケス2021年5月
Eurasian Jay
辺りを余り警戒せずに、カケスが草地で採餌をしていました。こちらが動かずにいると、結構近くまで来てくれました。
オオヨシキリ2021年5月
Oriental Reed Warbler
ススキの穂先などで騒がしく囀るオオヨシキリですが、この個体は声を出さずにヨシ原の中を移動していました。私との間にヨシが少しあったためか、体全体がほぼ見える場所に暫く留まってくれました。
コチドリ2021年5月
Little Ringed Plover
コチドリが池の岸にやって来て採餌をしていましたが、直ぐに飛び去ってしまいました。
キビタキ♂2021年4月
Narcissus Flycatcher
キビタキとオオルリは、いつもはほぼ同時期に見るのですが、今期はオオルリから2週間ほど遅れてキビタキを見ました。
センダイムシクイ2021年4月
Eastern Crowned Warbler
彼方此方でセンダイムシクイが囀り出しました。
カケス2021年4月
Eurasian Jay
草地に誰もいなかったため、数羽のカケスが採餌をしていました。ほとんどの個体は、私がしっかり見るよりも先に気付き、木陰に避難してしまいました。
サンショウクイ♂2021年4月
Ashy Minivet
公園の入口から遊歩道を少し歩いたところで、脇の立木にサンショウクイを見つけることができました。
オオルリ♂2021年4月
Blue-and-white Flycatcher
探鳥会でもオオルリを見ることができるようになりました。また、別の場所では雄のオオルリ2羽が、低木から草地の獲物を捕っていました。こちらが動かずにいると、逃げずに周囲で採餌を繰り返していました。
ビンズイ2021年4月
Olive-backed Pipit
道沿いの草地にビンズイがいました。見え隠れしていたので、危うく見逃すところでした。
アオアシシギ2021年4月
Common Green Shank
カモとは違う鳴き声がしたので池を見ていると、岸辺にアオアシシギが降りてきました。その後軽トラがやって来てアオアシシギは逃げたのですが、川岸に戻って来たところを撮影することができました。
ノビタキ♂2021年4月
Common Stonechat
帰り際、前方の岸辺にノビタキがいるのに気がつきました。どうやら、水浴びをしたばかりのようで、この後羽繕いをしていました。
ツグミ2021年4月
Dusky Thrush
この日の気温は25℃ほどありました。ツグミは暫く口を開けたままでしたので、開口呼吸をしているようでした。そろそろ北へ帰ろうかと考えていたのかも知れません。
アトリ2021年4月
Brambling
カシラダカの群と一緒に、アトリが数羽草地で採餌をしていました。しかし草の間から出そうで出ず、アトリの全身が見えるまで待って何とか撮ることができました。
セッカ2021年4月
Zitting Cisticola
芦の中で動くものを見付け、初めてセッカを見ました。移動中で疲れているのか飛び去ることなく、少し離れた場所に移動する程度でした。
マヒワ♂2021年4月
Eurasian Siskin
この日もマヒワの群を見付けました。
オオルリ♂2021年4月
Blue-and-white Flycatcher
数人のカメラマンのカメラの先を見ると、オオルリがいました。その後小さな川で水を飲んだり、水浴びをしていました。渡来したばかりなのか遠くには行かず、フライングキャッチをしたり、枝の上で暫く動かず休んでいたりしていました。
マヒワ2021年4月
Eurasian Siskin
マヒワの群が上空を過ぎ去っていきました。
エナガ2021年4月
Long-tailed Tit
花の残る場所にエナガがやって来てくれました。尾羽が曲がっているので、抱卵中と思われます。
コムクドリ♂2021年4月
Chestnut-cheeked Starling
風景の撮影に行ったのですが、柳の中にコムクドリを見付けることができました。
オオジュリン2021年4月
Common Reed Bunting
オオジュリンは、川岸の草むらに潜って採餌をしているようでした。
カルガモ2021年4月
Eastern Spot-billed Duck
カルガモが、川の流れに乗って近づいて来ました。しかし、写真を撮っている私に気付き、飛び去って行きました。
ツバメ2021年4月
Barn Swallow
毎春やって来るツバメが飛び回る様子を見ると、元気をもらえるように思えるのは私だけでしょうか。
ハクセキレイ♂2021年4月
White Wagtail
ツバメの撮影に集中していたら、いつの間にか足下にハクセキレイがいました。
ヒヨドリ2021年4月
Brown-eared Bulbul
堤防沿いの桜並木の中に、ヒヨドリの群がいました。花の蜜を舐めていたようで、嘴に花粉を付けていました。また、川の深さはどこも浅いように見えましたが、ヒヨドリ達は何故か同じポイントに集まって水浴びをしていました。
シジュウカラ2021年4月
Japanese Tit
シジュウカラも桜の中を移動していましたが、何を摂っているのかは分かりませんでした。嘴に花粉が付いていないので、蜜ではないようです。
ノスリ2021年4月
Common Buzzard
車中から電柱にとまっていたノスリを見ていたら、直ぐ近くの道路下に降りて来ました。獲物を見つけたのかと思いましたが、何も捕らえずに元の電柱に戻って行きました。なお、緑ががって見える体の部分は、細い草が被っているためです。
イワツバメ2021年4月
Asian House Martin
一週間前には来ていなかったイワツバメが、この日は20羽ほど飛び回っていました。
スズメ2021年4月
Eurasian Tree Sparrow
スズメがツクシの傍らで餌を探していました。
カワラヒワ♂2021年4月
Oriental Greenfinch
公園の立ち木にカワラヒワがとまっていました。近くに雌がいたので番かと思いましたが、すこし離れたところに群がいました。
ジョウビタキ♀2021年3月
Daurian Redstart
この雌のジョウビタキは、近くによく出て来てくれました。
ヤマガラ2021年3月
Varied Tit
カラ類が、ネコヤナギの花芽を競うように食べていました。ヤマガラは鳴きながらシジュウカラのいる場所に近づき、シジュウカラを追い出していました。
ヒガラ2021年3月
Coal Tit
コガラ2021年3月
Willow Tit
カワウ2021年3月
Great Cormorant
川沿いの道を歩いていると、川面のすぐ上をカワウが飛んで来ました。頭や腰の白色と目の下の赤色は、婚姻色だそうです。
オオタカとハクセキレイ2021年3月
Northern Goshawk and White Wagtail
川の上空を見上げると、オオタカの若鳥がハクセキレイのモビング(擬攻)を受けていました。これだけの体格差があるのに、ハクセキレイの巣が近いためなのか、やる時はやるのですね。
アオゲラ♂2021年3月
Japanese Green Woodpecker
風景写真を撮っていると、近くにアオゲラが来てくれました。
キバシリ2021年3月
Eurasian Treecreeper
キバシリの水浴びや求愛給餌を見た方がいるそうですが、私は木の幹を移動する場面を撮るだけで精一杯です。
ハヤブサ2021年3月
Peregrine Falcon
突然ハヤブサが通り過ぎて行きました。近くにツグミがいましたが、上空を見つめたまま固まっていました。(色調補正あり)
ヒヨドリ2021年3月
Brown-eared Bulbul
サンシュユと思われる木に、ヒヨドリがとまっていました。(色調補正あり)
コゲラ2021年3月
Japanese Pigmy Woodpecker
サンシュユの木の根元近くには、コゲラもやって来ました。(色調補正あり)
ミヤマホオジロ♂2021年3月
ミヤマホオジロ♀2021年3月
Yellow-throated Bunting
ミヤマホオジロの群が水場にやって来ました。行儀良く1羽ずつ順番に水浴びをしていました。その後藪の中に消えたので周辺を探してみると、近くの広い草地で採餌をしていました。
トラツグミ2021年3月
Scaly Thrush
このトラツグミはすっかり人慣れしたようで、遊歩道から2m程の場所で「トラダンス」をしていました。足踏みでミミズを誘い出す行動のようなのですが、腰が上下に動くのでダンスをしているように見えます。
シロハラ2021年3月
Pale Thrush
舗装路から下を見ると、シロハラがいました。シロハラは丁度未舗装の山道に入るところだったので、見続けていると、採餌をしながら山道を下って行きました。なお、シロハラの外側尾羽2〜3枚の羽先には白斑があるそうですので、写真では左側だけを広げていたのだと思います。(色調補正あり)
マヒワ♂2021年3月
Eurasian Siskin
マヒワが地上で採餌をするようになりました。こちらがじっとしていると、長い間観察することができました。(一部色調補正あり)
ヒガラ2021年3月
Coal Tit
公園に入って直ぐに、枝から枝に飛び移り採餌をしているヒガラの群に出会いました。肉眼では小枝にしか見えなかったのですが、写真を見ると蓑虫のようなものを取り出している個体がいました。