2019年3月から5月にかけて、松本市アルプス公園、烏川渓谷緑地、御宝田遊水池、水色の時道祖神、穂高川、小岩嶽城址公園、安曇野市、一遍水、松本市、松川村、生坂村、戸隠森林植物園、奈良井川、塩尻市などで出会った鳥達です。
ホオジロ幼鳥2019年5月
Meadow Bunting
直ぐ近くでホオジロの声が聞こえるのに姿が見えず、探していると低木の奥から幼鳥が顔を出しました。親を呼んでいたようです。
ゴイサギ2019年5月
Black-crowned Night Heron
ゴイサギは留鳥で本州以南に分布しているはずですが、今まで私は近隣の川辺で見かけることがありませんでした。そのため、よく見るアオサギだろうと思いながら撮ってみたら、ゴイサギでした。
ゴジュウカラ2019年5月
Eurasian Nuthatch
ゴジュウカラが、少し離れた木から目の前の木に移って来ました。木の表面を駆ける足音が聞こえる程の距離でした。ゴジュウカラは殆ど移動し続けていましたが、写真のポーズでしばらく動きを止めてくれました。
イワツバメ2019年5月
Asian House Martin
イワツバメが水浴びをしている連続写真が撮れました。ピントが甘いので、まとめてアップします。水の抵抗でスピードが落ちているのに、力強く舞い上がっていることが分かり、感心しました。
コチドリ2019年5月
Little Ringed Plover
田植え前の水田で、コチドリが採餌をしていました。獲物は水生昆虫でしょうか。
アカハラ2019年5月
Brown-headed Thrush
公園に入り少し歩いたところで、アカハラが近くに舞い降りて来ました。
オオアカゲラ♂2019年5月
White-backed Woodpecker
草むらの中に横たわる倒木上で、オオアカゲラが見え隠れしていました。暫く観察していると、採餌をしながら移動し、立木に上がって来てくれました。周りにはカメラマンが5〜6人集まって来ていましたが、羽繕いをしたりして、結構リラックスしているようでした。
サンショウクイ♂2019年5月
Ashy Minivet
尾根沿いに鳥を探していると、下からサンショウクイの声が聞こえてきました。少し待っていると、目の前の木の枝に上がって来ました。
ビンズイ2019年5月
Olive-backed Pipit
公園のテーブルの上にビンズイが降りてきました。何をするでもなく、近くを車が通るまで同じ位置に留まっていました。
オシドリ♀2019年5月
Mandarin Duck
偶然、木の上のオシドリを見つけました。高い位置の樹洞を利用して営巣することはテレビで知っていましたが、実際の枝どまりを見たのは初めてです。最初は葉陰に飛んで来たので、オシドリとは思いませんでした。真夏には雌雄同じような羽色になるそうですが、嘴が紅色には見えないので、雌と考えました。(色調補正あり)
キジ♂2019年5月
Common Pheasant
公園の駐車場に車を停めようとしていたところ、目の前の土手の上にキジがいるのに気が付きました。車から降りれば逃げられるので、きちんと停めずに車の中から写真を撮っていると、ホロ打ちを数回見ることができました。幸いなことに、この間他の車はやって来ませんでした。
エナガ2019年5月
Long-tailed Tit
森の奥を、尾羽が曲がったエナガが移動していました。狭い巣の中で抱卵するので、長い尾羽は曲がってしまうそうです。雌の方が長時間抱卵するそうですので、写真の個体は雌の可能性が高いです。(色調補正あり)
オオルリ♀2019年5月
Blue-and-White Flycatcher
カワラヒワ2019年5月
Oriental Greenfinch
メジロ2019年5月
Japanese White-eye
同じ日に、3種の野鳥の巣材集めを見ることができました。オオルリの場合は、写真を見るまでは昆虫だと思っていましたが、細い草か苔のようです(色調補正あり)。カワラヒワとメジロの場合は蛾の繭か蜘蛛の巣と思われるもので、かなり丈夫なのか、一生懸命引きはがしていました。
キバシリ2019年5月
Eurasian Treecreeper
キバシリを期待して、標高の高い森に行ってみました。まずエナガが出たので撮っていたら、近くにキバシリが出てきてくれました。背面を遠くから見ると木肌に紛れてしまうので、今まで気付かずに何度も見過ごしていたのだろうと思いました。
シジュウカラ2019年4月
Japanese Tit
巣材でしょうか、非常に細い枯草のようなものをシジュウカラが木の穴に入れようとしていました。
オオルリ♂2019年4月
Blue-and-White Flycatcher
公園に入って直ぐに、目の高さの枝にとまっているオオルリを見つけることができました。今年の夏鳥は、昨年よりは多く来ているように思います。
センダイムシクイ2019年4月
Eastern Crowned Warbler
センダイムシクイの独特の鳴き声が聞こえていたので、姿を現すまで待っていると、囀る場面も見ることができました。
キビタキ♂2019年4月
Narcissus Flycatcher
公園の駐車場近くで何か出ないかと待っていると、ほんの少しの間ですが、キビタキがやって来てくれました。
オオルリ♀2019年4月
オオルリ♂2019年4月
Blue-and-White Flycatcher
公園の端から見える畑の中の立木に、オオルリの群を見つけました。雌は毛虫などを捕らえていましたが、雄は休み休み雌の後を追っているように見えました。
キビタキ♀2019年4月
Narcissus Flycatcher
杉並木の下の道路を横切り、雌のキビタキが行き来していました。直ぐ逃げてしまいましたが、雄が近くにいたことと喉元の黄色味があることから雌と考えました。
アマツバメ2019年4月
Pacific Swift
1枚目の日は曇っていたためか、アマツバメの群が低空を飛び回っていました。晴れた翌日にも行き2枚目を撮りましたが、予想通り低空には来てくれませんでした。(色調補正あり)
オオジュリン2019年4月
Common Reed Bunting
4月も下旬に入りましたが、オオジュリンがまだいてくれました。
ウソ♂2019年4月
Eurasian Bullfinch
駐車場に戻ったところ、2羽のウソが夢中で採餌をしていました。一方は写真のアカウソで、怪我をしたか、生まれつきなのか、足を引きずっていました。近くを車が通ると2羽とも同時に逃げ、元気な様子でしたので、生き延びてほしいと思いました。
メジロ2019年4月
Japanese White-eye
漸く桜が開花し、メジロが花の蜜を舐めに来ていました。嘴が見えた個体では、その根元が花粉で黄色くなっていました。
ヤマドリ2019年4月
Copper Pheasant
夏鳥を探していると、ヤマドリが現れました。遠ざかっているところですが、尾羽の先端が分かる写真が撮れました。
カケス2019年4月
Eurasian Jay
川沿いの林の中でカケスの羽繕いが観察できたので、写真を撮り続けていたら、エンゼルポーズも撮れました。
マヒワ♂2019年4月
Eurasian Siskin
探鳥を終え、帰る間際にマヒワの採餌を近くで見ることができました。
オオルリ♂2019年4月
Blue-and-White Flycatcher
渡ってきたばかりなのか、オオルリは余り飛び回らず、枝の上で休んでいました。
ルリビタキ♂2019年4月
Red-flanked Bluetail
4月に入ってから雪が降りました。そのためか、何時もよりルリビタキの数が多く、また見やすい場所に出て来てくれました。探鳥をしていて時々会う方によると、群れで山に移動しようとして、雪が降ったため留まっているのではないかとのことでした。(1枚目色調補正あり)
ウグイス2019年4月
Japanese Bush Warbler
雪の上のウグイスを見たのは初めてです。(色調補正あり)
キクイタダキ2019年4月
Goldcrest
近くの針葉樹の中から、キクイタダキが出てきました。雪の影響なのか、この時はキクイタダキの群も見られ、何度もカメラを向けましたが、全身が撮れたのはこのシーンだけでした。(色調補正あり)
タシギ(推定)2019年4月
Common Snipe
少し前にノビタキを見たので、戻って来るのを待っていたところ、土手の草の合間にタシギを見つけました。
ツバメ2019年4月
Barn Swallow
池や川の上空を、ツバメの群が飛び交っていました。
クイナ2019年4月
Water Rail
ヨシの中にクイナが隠れたのを見たので、暫く待っていると姿を現してくれました。
ウソ♂2019年4月
Eurasian Bullfinch
桜の木が多くある場所では見つけられなかったウソに、桜の無いフィールドに入って直ぐに出会えました。人馴れしているのか、遊歩道脇での採餌を暫く見ることができました。(2枚目色調補正あり)
ヒガラ2019年4月
Coal Tit
ヒガラが夢中で採餌をしているように見えましたが、何を食べているか分かりませんでした。
ノビタキ♂2019年4月
Common Stonechat
移動途中のノビタキです。見つけた時は林の奥で囀っていましたが、その後採餌のため道に降りてきました。大きなイモムシを捕らえてからは、咥えては放し暫く放置、これを繰り返していました。
ホオジロ♂2019年4月
ホオジロ♀2019年4月
Meadow Bunting
遊歩道を歩いていて、気付いたら足元でホオジロの番が採餌をしていました。
ハシボソガラス2019年4月
Carrion Crow
川辺にハシボソガラスを見つけました。水を飲み終えたところだったようです。
ハクセキレイ♀2019年4月
ハクセキレイ♂2019年4月
White Wagtail
川にいたハクセキレイの写真を撮ってみると、羽虫をフライングキャッチしていました。今日は暖かくなったためか、水浴びをする個体もいました。
カワラヒワ2019年4月
Oriental Greenfinch
カワラヒワの水浴びシーンです。
ジョウビタキ♀2019年4月
Daurian Redstart
別の川ですが、ジョウビタキも水浴びをしていました。
シロハラ2019年4月
Pale Thrush
野草の花が咲き始めましたが、まだシロハラは残っていました。(色調補正あり)
モズ♂2019年4月
Bull-headed Shrike
2月に見かけたモズだと思いますが、ほぼ同じ場所で出会いました。
ヤマドリ2019年3月
Copper Pheasant
道路沿いの土手に茂る薮の合間から、ヤマドリが見えました。暫く観察でき、3枚目の写真のホロ打ちも見ることができました。しかし、特徴である非常に長い尾羽の先端までは見ることができませんでした。探鳥をしていて時々会う方がヤマドリの和歌について以前話をしていたので、調べてみました。柿本人麻呂が詠んだ、「あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の 長々し夜を ひとりかも寝む」でした。
ヤツガシラ2019年3月
Eurasian Hoopoe
野鳥の会の方々のおかげで、ヤツガシラを長時間観察する機会がありました。観察できた行動は、まず土中の芋虫や蜘蛛の採餌ですが、お腹が減っていたのか、かなりの間続けていました(4枚目と5枚目)。その後満腹になったのか、日当たりの良いコンクリートの上で目をつむり、うとうとしていたようです(6枚目)。その後、低木の中に入り、地上から数十センチ上の枝の中に隠れたりしました。また、地面の上に座り込んだと思ったら、体をひねらせ土を舞い上げて、砂浴びをしていました(7枚目と8枚目)。冠羽を広げる時もありました(9枚目)。
スズガモ♂2019年3月
Greater Scaup
岸から遠くにいる雄のスズガモは、周りに多くいる良く似た雄のキンクロハジロに紛れてしまいます。そのため、ベテランのカメラマンさんに位置を教えてもらいました。
エナガ2019年3月
Long-tailed Tit
エナガが蛾の繭と思われるものから巣材集めをしていました。
カヤクグリ2019年3月
Japanese Accentor
冬鳥が少なくなったので、カヤクグリももういないだろうと思っていましたが、2羽が道路脇で採餌をしていました。写真は同じ個体です。
ヤマガラ2019年3月
Varied Tit
昨年の秋にエゴノキの実を食べているヤマガラを撮りましたが、木の根元には落ちた実がまだ残っていたようです。2羽のヤマガラが探し出して、食べていました。
ルリビタキ♂2019年3月
Red-flanked Bluetail
今シーズンのこの公園は冬鳥が少なく、ルリビタキも同様でした。そのため見やすい場所で見かけることは少なかったのですが、ルリビタキは未だいてくれました。
カワガラス2019年3月
Brown Dipper
川沿いの道を歩いていると、こちらから見やすい川中の場所にカワガラスがやって来てくれました。そこに餌が沢山あるのか、長い間採餌をしていました。
チョウゲンボウ♀2019年3月
Common Kestrel
電信柱の上にとまっているチョウゲンボウを観察していたところ、2回ほど獲物を襲う場面を見ることができました。逃げている相手は、ヒバリではないかと思います。狩りは失敗したようで、また電信柱に戻り、周囲を見回していました。
コゲラ2019年3月
Japanese Pigmy Woodpecker
コゲラは木の幹や枝に密着していることが多いので、正面顔を撮ってみたいと思っていました。