2018年3月から5月にかけて、松本市アルプス公園、城山公園、御宝田遊水池、水色の時道祖神、穂高川、穂高公園、光城山、烏川渓谷緑地、国営アルプスあづみの公園、小岩嶽城址公園、安曇野ちひろ公園、竜神池公園、青木湖、戸隠森林植物園、安曇野市、松本市などで出会った鳥達です。
ハクセキレイ幼鳥2018年5月
White Wagtail
公園にハクセキレイの群がいましたが、私が近づくと、木の裏に見えなくなってしまいました。親鳥が飛び去ったのを見たので、皆いなくなったと思っていたら、地面に幼鳥が残っていました。小さな草の陰に隠れているつもりなのか、暫く動きませんでした。その後少しずつ歩いて移動し、公園の端のロープに飛び移りました。まだ上手に飛べなかったのかも知れません。
カッコウ2018年5月
Common Cuckoo
住宅地の塀近くの枝に、カッコウがとまっていました。こんなところにもやって来るのですね。しまっていたカメラを構えた時には、毛虫を食べ終えていました。また、翌週の早朝には、電信柱の上にとまっているところを見つけました。慌てて3枚目の写真を撮りましたが、直ぐにカラスに追い払われてしまいました。
ダイサギ2018年5月
Great Egret
ダイサギが水田で採餌をしていました。夏羽になり、嘴も黒くなっていました。
オオタカ2018年5月
Northern Goshawk
川沿いの砂利道を運転中、ほぼ正面の木にオオタカがとまっているのを見つけました。ウィンドウ越しには横向きの全身が見えていたのですが、ドアを半分開けてカメラを構える間に、姿勢が変わっていました。少し残念ですが、逃げられることなく近くで撮れたのは、これが初めてでした。
イカルチドリ2018年5月
Long-billed Plover
田植えされた水田で、イカルチドリに似たコチドリを探していましたが、イカルチドリでした。
コチドリ2018年5月
Little Ringed Plover
漸く、コチドリを撮ることができました。イカルチドリと比べると、太いアイリングが特徴です。
アマサギ2018年5月
Cattle Egret
多数の水田が広がる中で、休耕中なのでしょうか、手の付けられていない場所があり、そこにアマサギが隠れていました。後ろ向きのため頭が見えなかったのですが、一時横を向いてくれました。
モズ♂2018年5月
Bull-headed Shrike
巣が近かったのか、モズが威嚇するように鳴きながら樹木の中から出て来ました。
バン2018年5月
Common Moorhen
水を張り始めた田の中で、バンが採餌をしていました。
ホオジロ♂2018年5月
Meadow Bunting
山の中の道路脇の低木上で、ホオジロが囀っていました。
イワツバメ2018年5月
Asian House Martin
長野自動車道の下をくぐる一般道の天井に、イワツバメの巣が沢山ありました。親が雛に餌を運んでいるようでした。別の場所で、ツバメのように泥を拾うところを期待して見続けていると、遠くの乾いた土の上に降りました。この時撮れたのが2枚目の写真(トリミングあり)で、枯草を咥えていたのが分かりました。巣材のようにも思えますが、泥を拾っていないので、寝床にでも敷くつもりでしょうか。
イカルチドリ2018年5月
Long-billed Plover
イカルチドリは川原にいるものとばかり思っていましたが、この個体はサッカーなどをするグランドの端でのんびりと採餌をしていました。
オオヨシキリ2018年5月
Oriental Reed Warbler
池や川の岸辺のヨシ原や木の枝にとまり、沢山のオオヨシキリが囀るようになりました。他の鳥の声が聞こえない程大きな声です。
ヒバリ2018年5月
Eurasian Skylark
探鳥地の駐車場にヒバリが降りて来て、暫くそこにいてくれました。
ゴジュウカラ2018年5月
Eurasian Nuthatch
ゴジュウカラが巣穴を出入りしているところを、他の方が撮っていました。その巣穴の上にはサルノコシカケが丁度庇のように付いているので、面白いと思い、私も同じように撮ろうとしました。しかし、何故が巣穴に入らず、近くの枝にとまってから、何処かに行ってしまいました。「柳の下のどじょう」ならぬ、「茸の下のゴジュウ」でした。
クロツグミ♂2018年5月
Japanese Thrush
遊歩道を歩いていると、頭上の枝にクロツグミがやって来て、暫くとまっていました(色調補正あり)。どうしたのかと思っていると、向かいの枝にもう一羽がやって来て睨み合っていました。しかし、少し経つと一羽が何処かへ去って行き、結局喧嘩は始まりませんでした。
サンショウクイ♂2018年5月
サンショウクイ♀2018年5月
Ashy Minivet
サンショウクイは、頭上からの声を聞くか、飛んで行く姿を見るだけの場合が多いように思っていましたが、森の中や遊歩道沿いの低木にとまっているところを見ることができました。
ウグイス2018年4月
Japanese Bush Warbler
公園の低い生垣の中で、ウグイスが囀っていました。生垣に隠れながら移動し始めましたが、一瞬全身を見ることができました。
キビタキ♂2018年4月
Narcissus Flycatcher
森の中の作業小屋の近くに、キビタキがやって来ました。人工物の多い場所なので最初は意外に思いましたが、直ぐに理由が分かりました。窓の前に移動し、ライバルと考えている自分自身とにらめっこを始めたためです。写真だけを見た場合、「やっぱりキビタキはナルシスト?」と思う人がいるかも知れませんね。
エナガ2018年4月
Long-tailed Tit
蛇が冬眠をしている寒い時期から巣作りをするエナガが、4月末に巣材を集めていました。雛がカラスにでも襲われたのでしょうか。
ツバメ2018年4月
Barn Swallow
水辺の近くの湿地で、ツバメが巣材を集めていました。以前泥を運ぶ姿を見たことがありますが、今回は飛び回る様子を少し長く眺めていました。すると、アスファルトなどの上に降り立ち、落ちている細い枯枝を拾い、咥えたまま湿地に来て、泥と一緒に運ぶ場合があることが分かりました。
コサメビタキ2018年4月
Asian Brown Flycatcher
桜の低い枝にコサメビタキが降りてきてくれました。今年は桜が散るのも早かったので、少し残念です。
コムクドリ♀2018年4月
コムクドリ♂2018年4月
Chestnut-cheeked Starling
桜の木にコムクドリの群がとまっていました。他にも写真を何枚か撮ったところ、鮮明ではありませんが、桜に付いた芋虫を食べていたことが分かりました。
キセキレイ♂2018年4月
Grey Wagtail
数日前にオオルリを見たフィールドに行ったところ、全く見つけられず、代わりにキセキレイが目の前に出て来てくれました。
コゲラ2018年4月
Japanese Pigmy Woodpecker
登山道の脇に立つ木の幹で、コゲラが新しい穴を開けていました。登山者がそばを通っても逃げず、15分程後に私が戻って来た時も同じことをしていました。
センダイムシクイ2018年4月
Eastern Crowned Warbler
センダイムシクイは高木の枝の中で囀っていることが多いですが、この時は比較的低い桜の枝にとまり移動しながら採餌をしていました。そして、さらに低い位置に降りたので、写真を撮ることができました。
キビタキ♂2018年4月
Narcissus Flycatcher
川の近くの木陰にキビタキが暫くとまっていました。長旅を終えて、休んでいたのかも知れません。
カワガラス2018年4月
Brown Dipper
以前は先に気付かれ逃げられてばかりでしたが、最近はカワガラスに出会えるようになりました。今日は川が増水していて水中移動に疲れたのか、長い間岩の上で休憩をしていました。
カワセミ♂2018年4月
Common Kingfisher
堤防道路沿いの藪の中に青い鳥がいました。双眼鏡で見るとカワセミでした。その後藪から出たので写真が撮れましたが、川岸から離れた場所にいたので、意外でした。嘴の先に土のようなものが付いているので、巣穴を掘っていたのでしょうか。
マヒワ♂2018年4月
Eurasian Siskin
暖かい日が続いたので、夏鳥を期待して探鳥に出かけましたが、まだ冬鳥であるマヒワの群が残っていました。
ミソサザイ2018年4月
Winter Wren
ミソサザイの囀りが余り聞こえず、探していたところ、ベテランの方々に今時は巣材集めをしていると教えてもらいました。写真は、苔を咥えているところです。
カケス2018年4月
Eurasian Jay
そろそろ夏鳥が来ていないかと公園に出かけましたが、見つからず、カケスの群がいました。
セグロセキレイ♂2018年4月
Japanese Wagtail
全国的に桜の開花が早まっていますが、こちらも咲き始めました。枝先にセグロセキレイがいるのを見つけました。
アオサギ2018年4月
Grey Heron
小鳥と花の組み合わせはよくあるが・・・と思いつつ、アオサギを撮ってしまいました。
ツグミ2018年4月
Dusky Thrush
今日もツグミに会えました。
チョウゲンボウ♂2018年3月
Common Kestrel
広い畑の中の遠くの低木に、チョウゲンボウがとまったところを双眼鏡で見つけました。その近くを他の車が通っても逃げないので、私も車で近づいてみました。しかし、停車すると、中の私に気が付いたのか逃げてしまい、1枚しか写真が撮れませんでした。飛び立つ直前なので、カメラ目線になっています(トリミングあり)。その後、ヒバリを撮ろうと探していると、上空にチョウゲンボウが飛んで来て、ホバリングを数回見せてくれました。
ヒバリ2018年3月
Eurasian Skylark
畑の上空でヒバリが囀っていましたが、静かになった後に、畦道の脇に降りて採餌をし始めました。チョウゲンボウやノスリが出る畑ですが、猛禽類がいる時は、何処かに隠れているようです。
ミヤマホオジロ♂2018年3月
Yellow-throated Bunting
日光が余りあたらず苔が付いた広い遊歩道の上を、ミヤマホオジロの雄がたった1羽で移動しながら採餌をしていました。見続けていると、遊歩道から枯葉などが敷き詰められている土の上に少しずつ移り、頻りに採餌をしていました。私が見ていた時間は1時間程で、この間殆ど冠羽を立てませんでした。一緒にいたカメラマンは、昨日の午後と今日の午前中も見たとのこと。群から逸れてしまったのでしょうか。
マヒワ♂2018年3月
Eurasian Siskin
遊歩道を歩いていると、丁度目の高さにマヒワが飛んで来てくれました。
ツグミ2018年3月
Dusky Thrush
冬鳥が次第にいなくなる時期ですが、ツグミはまだ彼方此方で姿を見せてくれます。
キクイタダキ♂2018年3月
Goldcrest
モミの木の枝葉を出入りしながら、数羽のキクイタダキが採餌をしていました。キクイタダキは動きが早いと聞いていましたが、その通りでした。カメラを構え動きを追い、見上げ続けて首が痛くなった頃、幹の近くの葉陰で休んでいる雄を見つけました。キクイタダキは日本で最も小さい鳥の一つで、その頭頂は黄色で両脇が黒色ですが、雄は中央に橙色線があります。(色調補正あり)
ゴジュウカラ2018年3月
Eurasian Nuthatch
遊歩道の奥まで行くと、ゴジュウカラが囀っていました。その後見失ったかと思いましたが、別の木にとまっているのを見つけることができました。
カワガラス2018年3月
Brown Dipper
川沿いの遊歩道を歩いていたら、川の中に茶色の丸い石のようなものがありました。双眼鏡で見てみると、カワガラスでした。これまでは、先に気付かれ逃げられてしまうことが殆どでしたが、今回は間に細い枯草があったためか、カワガラスはこちらに気付かずに休んでいたようです。なお、カワガラスはカワガラス科に属します。
オナガ2018年3月
Azure-winged Magpie
住宅の間にあるヒノキ林に、オナガの群が隠れていました。沢山隠れているはずですが、どれも全身がなかなか見えず、上の写真は漸く出て来た個体を撮ったものです。頭部のみが黒色ですが、カラス科に属します。
マヒワ♂2018年3月
マヒワ♀2018年3月
Eurasian Siskin
遊歩道を歩いていると、下の土手からマヒワが飛び出し、近くの枝の奥にとまりました。暫く私が動かなかったためか、その内マヒワはまた土手に降りて、採餌を始めました。
ウソ♀2018年3月
ウソ♂2018年3月
Eurasian Bullfinch
山道を歩いていると、ウソの群に出会いました。私や他の登山者が木の下を通っても、気にせずに桜の花芽を頬張っていました。
ベニマシコ♀2018年3月
Long-tailed Rosefinch
冬鳥が次第に少なくなっていく時期ですが、ベニマシコはまだいました。草の実を夢中で食べていました。
エナガ2018年3月
Long-tailed Tit
エナガと出会いましたが、いつものように通り過ぎて行かず、同じ場所を行き来していました。よく見ていると、番で材料を集め巣を作っているところでした。低木の細かい枝に囲まれてはいるものの、初心者の私でも見つけられた歩道の脇ですので、今後が心配になりました。
コサギ2018年3月
Little Egret
コサギが土手の中腹で休んでいました。後頭に長い2本の冠羽があるので、夏羽だと思います。
ヒレンジャク2018年3月
Japanese Waxwing
ヒレンジャクの群が、水場近くの林にやって来ました。水浴びはせず、一瞬で水を飲んでいたので、その場面は上手く撮れませんでした。
カシラダカ2018年3月
Rustic Bunting
カシラダカの群が、川沿いの木立の中にいました。
モズ♀2018年3月
Bull-headed Shrike
モズが後ろの土手に降り、戻って来ると、小さなイモ虫をくわえていました。
ウソ♂2018年3月
Eurasian Bullfinch
ウソの群が桜の花目を食べていました。腹が淡い紅色のため、亜種アカウソだと思います。亜種ウソは日本で繁殖しますが、アカウソは冬鳥として越冬するそうです。
ハシブトガラス2018年3月
Large-billed Crow
遊歩道脇に立つ木の数メートルの高さの辺りで、ハシブトガラスが休んでいました。かなりリラックスしているように見えましたが、遊歩道を進めばさすがに逃げてしまうと考え、回り込んで撮りました。