2023年9月から11月にかけて、松本市アルプス公園、御宝田遊水池、穂高川、南箕輪村、安曇野市などで出会った鳥達です。
キビタキ♂2023年10月
Narcissus Flycatcher
久しぶりにキビタキを近くで見ることができました。長い間枝上でじっとしていると思ったら、何かの種を吐き出していました。その後はスッキリしたのか、飛び去って行きました。
アオジ2023年10月
Black-faced Bunting
木陰の奥の枝にアオジがとまっていました。
ゴジュウカラ2023年10月
Eurasian Nuthatch
この日は、サンショウの木に何度もやって来るゴジュウカラ達の行動を沢山撮影できました。肉眼では分からなかったのですが、写真を見るとゴジュウカラはサンショウの実をその場で食べない場合がありました。一粒ずつ啄み嘴の奥に移動させ、三粒ほどをまとめて咥えながら去って行きました。その後どこかに隠す貯食行動の一環だろうと思います。
また、次の日も観察ができ、四粒まで咥えている個体を撮ることができました。また、他の個体あるいは自身が小枝の根元に隠した実を取り出す様子も見ることができました。その後食べたのか、または場所を変えて隠したのかまでは分かりません。いずれにせよ、餌が無くなる冬に備えて一生懸命でした。
ジョウビタキ♂2023年10月
Daurian Redstart
下り坂の前方にジョウビタキの雄を見つけました。今季初ですが、この公園では夏にジョウビタキを見た方がいるそうなので、渡来したのか越夏した個体なのか分からなくなりました。
クロジ2023年10月
Grey Bunting
暗い遊歩道上にクロジがいました。他の鳥と喧嘩をしていたようで、林の奥に移動してしまいました。その後見える位置に出ましたが、やはり暗い場所のため肉眼では真っ黒でした。
アオジ2023年10月
Black-faced Bunting
薮の表面にアオジが取付いていました。手前に降りてから、飛び去って行きました。
ヤマガラ2023年10月
Varied Tit
今季もヤマガラがエゴノキの実を採る姿を見ることができました。ヤマガラは有毒なエゴサポニンを多く含む果皮を剥がし、実だけを食べるそうですが、他の鳥は好まないそうです。
ノスリ2023年10月
Common Buzzard
ヤマガラを観察していると、近い上空をノスリが通過して行きました。目線は正面を向いているので、ヤマガラ狙いではなかったようです。私がいたから?
オオムシクイ2023年10月
Kamchatka Leaf Warbler
エナガの大群に囲まれていたら、どこかで聞いた声が聞こえました。枝葉の中の姿を探してみると、ムシクイでした。地鳴きをしながら少し囀ったので、オオムシクイだと分かりました。
ゴジュウカラ2023年10月
Eurasian Nuthatch
ゴジュウカラがサンショウの実を啄んでいました。昨シーズンは、この辺りを縄張りにするキビタキが他の鳥を追い払いに来たのですが、この日は見当たりませんでした。
カシラダカ2023年10月
Rustic Bunting
下草の中からカシラダカが飛び上がり、暫く同じ枝に留まってくれました。
カッコウ幼鳥2023年10月
Common Cuckoo
林の中にカッコウがいました。最初は藪の中でしたが移動して見やすくなり、後ろ向きから前向きになってくれました。後頭部の白色部も見せてくれました。
(カラス)2023年10月
crow
地上から飛び立ったカラスの群の中に、白っぽいカラスがいました。最初はトビが追われているのかと思いましたが、カラスでした。嘴に湾曲があるように見えますが太くなく、ハシブトなのかハシボソなのか判断できませんでした。
アオゲラ♀2023年10月
Japanese Green Woodpecker
アオゲラがアクロバティックな採餌をしていました。
アカゲラ♀2023年10月
Great Spotted Woodpecker
この日はアオゲラの近くにアカゲラも出てくれました。
(ムシクイ)2023年10月
Warbler
エナガの群が前を横切って行くのを見ていたら、その先の葉陰の中に動き回るムシクイを見つけることができました。しかし、声が聞こえなかったので、類似のムシクイ類と区別できません。
ノビタキ2023年10月
Common Stonechat
駐車場で車を降りると、前方の草の上にノビタキがとまっていました。その後、暫く2羽が近くを飛び移ってくれました。帰り際には草むらの中から飛び立ち、4羽の群だったことが分かりました。
カケス2023年10月
Eurasian Jay
カケスが木の窪みに何度も顔を突っ込んでいました。顔を上げた時に飛沫が写っていたので、溜まっていた水を飲んでいたようです。
エゾビタキ2023年9月
Grey-Streaked Flycatcher
コサメビタキ2023年9月
Asian Brown Flycatcher
遠目だとエゾビタキに見えましたが、撮ってみるとコサメビタキでした。
メジロ2023年9月
Japanese White-eye
久しぶりに、メジロとエナガの群がすぐ近くを移動して行きました。
エナガ2023年9月
Long-tailed Tit
エゾビタキ2023年9月
Grey-Streaked Flycatcher
漸く涼しくなったので、久しぶりにいつもの公園に行きました。音楽祭の終了翌日で、後片付けの騒音や作業するヒトの気配が多かったのですが、エゾビタキに会えました。
ノビタキ2023年9月
Common Stonechat
川沿いを歩いてみましたが、殆ど成果がありませんでした。しかし、帰りに私が川から離れる間際に、河川敷に飛んで来た1羽がノビタキでした。
オナガ2023年9月
Azure-winged Magpie
オナガやムクドリが近所の柿を食べに来ていました。
ムナグロ2023年9月
Pacific Golden Plover
シギを探していると、すれ違った男性から近くにムナグロが3羽いたと教えてもらいました。行ってみると、まだ3羽のまま休耕田に残っていました。
ハチクマ♂2023年9月
ハチクマ♀2023年9月
Honey Buzzard
移動中のシギチが減り、猛禽類の通過が見られるようになりました。ハチクマは2羽が一緒にやって来たので、番でしょうか。
サシバ2023年9月
Grey-faced Buzzard
タカブシギ2023年9月
Wood Sandpiper
田圃の奥にタカブシギがいたのですが、私は通り過ぎていました。その後、知合いの少年に教えてもらい撮ることができました。また別の日には、採餌中のタカブシギを見つけることができました。
スズメ2023年9月
Eurasian Tree Sparrow
スズメが稲穂に取付いていました。スズメ達を観察していると、稲ばかりではなく、周りの雑草や地面の上でも採餌をしていました。昔、中国で大規模にスズメを駆除した結果、増えた害虫による農作物の甚大な被害があり、大勢の餓死者が出たそうです。一面だけで判断してはいけないということですね。
(ジシギ)2023年9月
Snipe
田圃の横に車を停めていると、突然2羽のジシギが飛んできました。暫く観察できたのですが、飛び去る際も突然だったので、残念ながらタシギかどうかも確認できませんでした。翌日も見つけることができ、採餌の様子を観察できました。しかし、どうやら殆ど水中で舌を使って飲み込んでいるようで、獲物が何か分かりませんでした。
セイタカシギ幼鳥2023年9月
Black-winged Stilt
いつもなら水が張られた休耕田にシギチがやって来るのですが、猛暑で農作業のタイミングが早まっているようです。水が抜かれた場所が多くなり、シギチが見つかりにくくなりました。水が残っている休耕田を探し回り、漸く畔の上のセイタカシギ1羽を見つけることができました。観察していると、移動して採餌を始めました。獲物はヤゴのような水生昆虫と思われます。