2018年9月から11月にかけて、松本市アルプス公園、上ノ山、御宝田遊水池、白樺峠、水色の時道祖神、穂高川、犀川、安曇野市、戸隠などで出会った鳥達です。
ジョウビタキ♀2018年11月
Daurian Redstart
ジョウビタキが川原の低木にとまっていました。余り美味しくなかったのか、木の実を啄ばんだのは一回だけでした。
ノスリ2018年11月
Common Buzzard
川の対岸の木にノスリがとまっていました。観察していると、此方が気になったのか飛び出したのですが、遠くには行かず、近くの木に移動し枝の中にもぐり込みました。
チョウゲンボウ♀2018年11月
Common Kestrel
探鳥に出かけようとして、家を出て直ぐにチョウゲンボウを見つけました。丁度、電線に飛び移ってきたところで、暫く周りの畑に目を光らせていました。
カシラダカ♂2018年11月
Rustic Bunting
川沿いの道を歩いていると、川原の薮からカシラダカが見やすい枝に飛び上がって来てくれました。
ハシビロガモ♀2018年11月
Northern Shoveler
池のカモ類は、何かの拍子に一斉に飛び立つことがあります。通常は暫く後に戻って来ますが、今日は飛び続けるカモが多くいました。このハシビロガモの虹彩は黄色には見えないので、雌と考えました。
オナガガモ♂2018年11月
Northern Pintail
嘴の色から、この個体は雄のオナガガモのエクリプスと考えました。(エクリプスとは、夏羽(生殖羽)から換羽した後の冬羽(非生殖羽)のことです。冬に渡来したばかりのカモ類の雄の多くで見られるのですが、雌に似た地味な羽衣のため雌との区別が私には難しく、これから経験を積んでいきたいと思います。)
カワウ2018年11月
Great Cormorant
カワウも時々飛んでいました。
カワアイサ♀2018年11月
Common Merganser
此方からは薮で見えなかったのですが、7羽のカワアイサの群れが川の流れに乗っていたようです。薮が切れたところで此方に気付き、水面を一斉に走り出し、飛び去っていきました。しかし、1羽だけ岩の上で休んでいた個体がいました。余り近づくと、また逃げられそうなので、遠距離から撮影しました。
キセキレイ♀2018年11月
Grey Wagtail
川原でキセキレイがセグロセキレイに追われていましたが、どうにか攻撃をかわすことができたようです。
オオタカ2018年11月
Northern Goshawk
近くの池にカモ類が沢山飛来してきたため、オオタカもよく出現するようです。しかし、トビの数も多く、このオオタカはトビを避けて、肉眼では見えなくなるまで上昇していきました。
エナガ2018年11月
Long-tailed Tit
久しぶりに、近い距離からエナガの群の移動を見ることができました。
タシギ(推定)2018年11月
Common Snipe
2羽のシギが、小川の岸辺で寄り添って採餌をしていました。気付かれないように近づくことができ、暫く観察することができたのですが、タシギの特徴である次列風切の白線は確認できませんでした。また、2羽の間で微妙に色合いが異なりますが、理由は分かりません。
ベニマシコ♂若鳥2018年11月
Long-tailed Rosefinch
ベニマシコは鳴きながら移動することが多いので、近くに居ることは直ぐに分かるのですが、見える場所に出て来てくれるまでには時間がかかりました。写真の個体は少し赤みがあるので、雄の若鳥と考えました。
ヨシガモ2018年11月
Falcated Duck
盛んに羽繕いをしているヨシガモがいました。三列風切が短く尾羽が隠れていない状態ですので、生殖羽への換羽途中ではないかと思います。
アオジ♂2018年11月
Black-faced Bunting
薮の中で野鳥の気配がしたので、私がじっとしていると、薮の上に出ている枯枝に飛び上がってきました。カワラヒワ、アオジ、カシラダカ、シジュウカラ、オオジュリンの順に出て来たのですが、同じ薮にこれほどの種類の野鳥がいるとは思いませんでした。それぞれ枯枝に暫くとまったのですが、残念ながら写真は殆ど枝被りでした。
コゲラ♂2018年11月
Japanese Pigmy Woodpecker
コゲラの雄の後頭側に小さな赤い斑があることは、数年前の探鳥会で教えていただいていたのですが、漸く撮影できました。今までは、見る角度が悪かったのと雌が多かったのかも知れません。この個体の場合も、一定の角度からしか見えませんでした。
メジロ2018年11月
Japanese White-eye
薮の表をメジロが出入りしていました。カメラを通して見ていると、木の実を食べているのが分かりました。メジロは私に気付きましたが、食欲が勝ったようで、暫く採餌を続けていました。
トビ2018年10月
Black Kite
今日はトビを何度も見かけたので、飛翔シーンを狙ってみました。(色調補正あり)
カワセミ♂2018年10月
Common Kingfisher
水路に沿って歩いていると、岸に生い茂る木や草の間から、水面近くを鳥が移動して来たのが見えました。カメラを向けてみると、カワセミでした。獲物を咥えた場面は初めてなので、枝被りですがアップすることにしました。その後カワセミは獲物を弱らせようとしましたが、こちらに気が付いたようで、飛び去って行きました。
ハクセキレイ♀2018年10月
White Wagtail
小さな橋の下にハクセキレイが降りて行ったのが見えたので、探そうとしたところ、目の前の欄干に飛び上がって来てくれました。
ムギマキ♂2018年10月
Mugimaki Flycatcher
大勢のカメラマンが待ち構える場所に、ムギマキがいました。既に満腹なのか、頻繁に移動したり採餌をすることは殆どなく、ヒトから見えにくい場所を選んで長い間休んでいるようでした。私は背伸びをしたり、しゃがんだりして、枝葉の重ならない位置を見つけ、何とか撮ったものが上の写真です。初めて全身が撮れましたが、英名がMugimakiだということも初めて知りました。
ルリビタキ♀2018年10月
Red-flanked Bluetail
林の中でルリビタキの地鳴きが聞こえたので、枝の間を探していたら、いつの間にか後ろの杭の上にとまっていました。
ジョウビタキ♂2018年10月
Daurian Redstart
ジョウビタキが薮の中に入って行くのが、遠くから見えました。私が近づくまでに少し時間がかかったので、飛び去った後かと思いましたが、まだ薮の中にいて、丁度木の枝に飛び移るところでした。
アオゲラ♀2018年10月
Japanese Green Woodpecker
アオゲラが番で林の中を行き来していましたが、とまる場所は見にくいところが多く、全身が撮れたのはこの雌の写真だけでした。
サメビタキ2018年10月
Dark-sided Flycatcher
コサメビタキ、エゾビタキ、メジロなどがミズキの実を食べに来ていたので、近くにいたこの個体もコサメビタキだと思っていました。家のPCで見ると下尾筒に軸班らしきものがあるので、サメビタキと考えました。(色調補正あり)
ノビタキ♀2018年10月
Common Stonechat
渡り途中のノビタキです。最近ヨシの上などによく出ていたそうですが、今日は杭の上で獲物を探していました。
ヤマガラ2018年10月
Varied Tit
エゴノキに、ヤマガラが集まっていました。この実の果皮にはエゴサポニンという毒が多く含まれているため、他の小鳥は寄って来ないようです。ヤマガラは、この実をちぎり取って、小枝の股に押し付けて中の種を取り出し、さらに同じ木又は他の木の小枝の股などに押し付けて種を割って食べたり、種をどこかに運び貯食をしたりしているようです。垂れ下がっている実のうち、一部分が割れているものから種を取り出そうとして、上手に取り出せず下に落としてしまう個体もいますが、これは経験の浅い個体のようです。直接木の根元に飛んで来て、落ちた種を拾う別の個体もいました。
エゾビタキ2018年10月
Grey-Streaked Flycatcher
エゾビタキが細い枝の上で休んでいました。丁度その口元にトンボが来たので、エゾビタキはフライングキャッチをすることなく、これを咥えることができました。しかし、何かに叩きつけるなどトンボを弱らせる方法がなく、またトンボも抵抗したようで、結局逃げられてしまいました。エゾビタキは残念そうでしたが、お腹が減っていなかったのか、それ以上追うことはありませんでした。
カケス2018年10月
カケス2018年9月
Eurasian Jay
丘の上から少し離れた場所に立つ松並木の辺りや丘の上を、カケスの群が行き来していました。
イカル2018年9月
Japanese Grosbeak
松の枝の上で、イカルが昆虫を捕らえていました。節のある長い触角があるので、カミキリムシ類でしょうか。その後写真左の枝に移り10分以上採餌をしているようでしたが、殆ど見えないため、食べているのがこの昆虫なのか、別のものなのか分かりませんでした。
コサメビタキ2018年9月
Asian Brown Flycatcher
今の時期に熟した実の生っているミズキの近くにいると、コサメビタキやエゾビタキがよく来てくれます。
エゾビタキ2018年9月
Grey-Streaked Flycatcher
ハチクマ2018年9月
ハチクマ幼鳥2018年9月
Honey Buzzard
鷹の渡りを見に行き、今まで経験したことのない数のハチクマやサシバを目にすることができました。東の彼方の低い山の上に複数の鷹が湧き出るように現れ、旋回しながら高度を上げた後、集団でこちらに向かって来る場合がありました。そして、近くに飛んで来た鷹の写真を撮っていると、東の彼方ではまた別の群が鷹柱を作っているという状況が暫く繰り返されました。なお、2枚目の写真は体下面が白色タイプの幼鳥と考えました。
サシバ幼鳥2018年9月
サシバ2018年9月
Grey-faced Buzzard
1枚目のサシバの幼鳥は地上にいる人間達に興味を持ったのか、首を傾げながら飛び続けていました。幼鳥の体下面は縦斑で、成鳥は横斑です。
ゴジュウカラ2018年9月
Eurasian Nuthatch
森の中からゴジュウカラが出てきました。
ハクセキレイ幼鳥2018年9月
White Wagtail
稲田の脇にハクセキレイがやって来て、水生昆虫らしきものを獲っていました。
エゾビタキ2018年9月
Grey-Streaked Flycatcher
足場が悪く、羽ばたきながらミズキの実を啄ばもうとしているエゾビタキです。この他に、入れ代わり立ち代わり、コサメビタキ、メジロ、アオゲラも採餌に来ていました。